業務内容

Service

酒井鋼材株式会社は、「鉄の加工」を通じ、お取引先企業様へ価値を提供しています

加工内容について

酒井鋼材では、11台もの機械設備(シャーリング9台、ミニレベラー2台)を使用し、厚さや長さに応じて、正確な寸法に鋼板を切り分けます。

シャーリング

シャーリング機を用いて、鋼板を指定された寸法に切断する加工です。
小ロットなどの鋼板の注文から様々なサイズに対応することができます。
シャーリング加工は、ダレやバリ(かえり)の少ない切断面のほかに、キズや変形が少なく、真っ直ぐで平行に切るために、経験や知識に裏打ちされた技術が必要です。

ミニレベラー

ロール状の鋼板(コイル)を機械を通すことにより、平坦にして指定された寸法に切断する加工です。
ロットのまとまった注文に対しても短納期で対応することができます。

鉄は、私たちの生活のあらゆる場面で活用されているため、シャーリングは建築、製造、造船、自動車産業など、さまざまな分野で必要とされます。

酒井鋼材の加工作業の流れ

受注
受注した仕事の仕様に基づき、切断する鋼板の寸法や形状を確認します。
材料の準備
必要なサイズの鋼板を選定し、納入ロットや納期に応じて加工する機械を選定し、加工指示を出します。
機械の設定
切断する寸法に合わせてシャーリング機やミニレベラーを調整し、設定します。
切断作業
シャーリング機やミニレベラーを使用して、鋼板を正確に切断していきます。
品質確認・梱包作業
切断後の製品が受注通りの寸法や品質かを確認して、梱包作業をします。

その他、設備のご紹介

鉄加工の業界では、近年の夏の暑さによって、工場内で熱中症になったり、気分が悪くなったりする従業員が多発しています。
そのため、酒井鋼材では、他社に先駆け工場内にクーラーを設置し、高温にならないようにしています。また、スポットクーラーも至る所に設置しており、暑い夏でも工場内に熱がこもることなく、涼しく快適な環境で仕事をしています。
また、湿気による結露を防ぐ役割も担います。


シャーリング加工やレベラー加工は、重い物を運ぶことが多い仕事です。
そのため、酒井鋼材では、荷物や製品、材料などを自動で搬送するために自動搬送装置を使用し、搬送作業を自動化しています。

機械で搬送作業できるため、体を酷使することなく生産性を向上させています。


シャーリングは、簡単な作業ではありますが、後工程で精密な寸法の製品として使われるため、正確な寸法と高品質な仕上げをすることが求められますし、加工スピードや技術も必要です。

また、鉄は重く危険なため、安全性も重要であり、
適切な保護具を使用して業務にあたることや、機械も安全に操作することが求められます。

こうした知識や経験によって得ていく技術を、自分一人で習得していくことは大変です。
そこで、酒井鋼材では疑問点などをすぐに聴くことのできる環境にあり、初心者でも一つずつ覚えていくことで、早い段階で、自分一人で仕事をこなすことができるようになります。